仏教・お寺の基礎用語集
僧侶になることやお寺の仕組みについて調べていると、説明もなく専門用語が出てくることがよくあります。ここでは、進路やお寺の話でよく登場する基本用語を、ジャンルごとに簡単にまとめました。
僧侶になる過程にまつわる言葉
得度(とくど)
出家して仏門に入り、僧侶となるための最初の儀式・手続きのことです。宗派によって内容や呼び方は異なりますが、「僧侶になる」ことの入り口にあたります。
師僧(しそう)
弟子として仏道を学ぶ相手となる、指導役の僧侶のことです。得度や修行を進めるには、多くの場合まず師僧との縁を結ぶ必要があります。
入門(にゅうもん)
師僧に弟子入りし、僧侶になるための学び・修行を始めることです。
加行(けぎょう)
本格的な修行に入る前段階として行う、基礎的な修行のことです。宗派によって内容や期間は異なります。
度牒(どちょう)
得度したことを証明するために発行される、僧侶であることを示す証書のことです。
法名(ほうみょう)
出家した際に授けられる、俗名(生まれたときの名前)に代わる仏教徒としての名前のことです。
僧階(そうかい)
宗派の中で定められた、僧侶としての位や階級のことです。修行や経験年数などに応じて上がっていきます。
お寺の組織にまつわる言葉
住職(じゅうしょく)
一つの寺院の代表を務める僧侶のことです。「お寺の責任者」にあたる立場です。
副住職(ふくじゅうしょく)
住職を補佐する立場の僧侶で、将来的に住職を継ぐことが多い役職です。
本山(ほんざん)
一つの宗派全体を統括する、中心となる寺院のことです。
末寺(まつじ)
本山の傘下にある、各地の個々の寺院のことです。
檀家(だんか)
特定の寺院に所属し、法要やお布施などを通じてその寺院を支える家のことです。
寺族(じぞく)
住職の家族など、寺院に暮らしながらその運営を支える人たちのことです。
寺庭婦人(じていふじん)
住職の配偶者で、寺院の運営や行事を支える立場の人のことです。
儀式・行事にまつわる言葉
法要(ほうよう)
故人の供養や仏事のために営まれる仏教の儀式のことです。
お布施(おふせ)
法要などの際に、感謝の気持ちとして僧侶や寺院に渡す金品のことです。決まった「料金」ではなく、あくまで気持ちとして渡されるものとされています。
ここで紹介した言葉は、いずれも今後さらに詳しい解説記事を追加していく予定です。気になる言葉があれば、少しずつ読み進めてみてください。